「っ…」
思わず、声が出そうになった。
まず最所に感じたのは、頭を刺すような鋭い頭痛だった。
でも…大丈夫だ。
「以前」は、これだけでも耐えられなかった。
だけど今は、耐えられる。
大丈夫だ、集中しろ。
この程度のこと、マカロン食べながら軽くこなすんだろう。
だが、だいぶしかめっ面にはなっていたようで。
「…?ナジュ、どうかしたか?」
羽久さんに、不審がられてしまった。
馬鹿。顔に出るんじゃ意味がない。
「え?あぁ…。ちょっと舌噛みました。マカロンで」
「あ、そう…ドンマイ」
適当に誤魔化しておく。
幸い、羽久さんはそれ以上の追及はしてこなかった。
良かった。
平気な顔をしろ。この程度で取り乱すな。
「…ふー…」
僕は息を整えて、改めて集中した。
…大丈夫。制御出来てる。
「複数人の人間の心を、同時に読むこと」に成功している。
思わず、声が出そうになった。
まず最所に感じたのは、頭を刺すような鋭い頭痛だった。
でも…大丈夫だ。
「以前」は、これだけでも耐えられなかった。
だけど今は、耐えられる。
大丈夫だ、集中しろ。
この程度のこと、マカロン食べながら軽くこなすんだろう。
だが、だいぶしかめっ面にはなっていたようで。
「…?ナジュ、どうかしたか?」
羽久さんに、不審がられてしまった。
馬鹿。顔に出るんじゃ意味がない。
「え?あぁ…。ちょっと舌噛みました。マカロンで」
「あ、そう…ドンマイ」
適当に誤魔化しておく。
幸い、羽久さんはそれ以上の追及はしてこなかった。
良かった。
平気な顔をしろ。この程度で取り乱すな。
「…ふー…」
僕は息を整えて、改めて集中した。
…大丈夫。制御出来てる。
「複数人の人間の心を、同時に読むこと」に成功している。


