さて。
「じゃ、二回戦始めましょうか」
「えぇ~…?まだやるの?」
「当たり前じゃないですか」
たった一回しか成功してないのに、満足していられるものか。
大体、「実戦」で使うときは、こうして相手が正面を向いて、僕が心の蓋を開けるまで、じーっと突っ立ってくれている訳じゃないのだ。
心の蓋を開けるまで、一分二分もかける訳にはいかない。
普通に読心魔法を使うときみたいに、即座に相手の心の仮面を破らなければならないのだ。
その為には、まだまだ訓練を続けなくては。
僕は今ようやく、スタートラインに立ったに過ぎないのだ。
「ちゃんと『対価』は支払いますよ」
「えー…。でも、また本心見られるの嫌なんだけどな…」
「そうですねー、じゃあ明日は、ツキナさんに頼んでみましょうかね。写真撮らせてくれませんかって」
「!」
「園芸部の活動風景を、校内広報に掲載する為、って言えば、喜んで撮らせてくれると思うんですけどね~」
「喜んで訓練に付き合わせてもらいます!」
「ありがとうございます」
すぐりさんは、心の中で「この性悪男め」と呟いていた。
はい。性悪男です。
「じゃ、二回戦始めましょうか」
「えぇ~…?まだやるの?」
「当たり前じゃないですか」
たった一回しか成功してないのに、満足していられるものか。
大体、「実戦」で使うときは、こうして相手が正面を向いて、僕が心の蓋を開けるまで、じーっと突っ立ってくれている訳じゃないのだ。
心の蓋を開けるまで、一分二分もかける訳にはいかない。
普通に読心魔法を使うときみたいに、即座に相手の心の仮面を破らなければならないのだ。
その為には、まだまだ訓練を続けなくては。
僕は今ようやく、スタートラインに立ったに過ぎないのだ。
「ちゃんと『対価』は支払いますよ」
「えー…。でも、また本心見られるの嫌なんだけどな…」
「そうですねー、じゃあ明日は、ツキナさんに頼んでみましょうかね。写真撮らせてくれませんかって」
「!」
「園芸部の活動風景を、校内広報に掲載する為、って言えば、喜んで撮らせてくれると思うんですけどね~」
「喜んで訓練に付き合わせてもらいます!」
「ありがとうございます」
すぐりさんは、心の中で「この性悪男め」と呟いていた。
はい。性悪男です。


