花曇すぐりは、園芸部の活動をしているとか。
園芸部って何だ、そんな部活あったか。
とにかく校舎周りの花壇辺りにいるのだろうと、手当たり次第探してみる。
すると。
「うわぁ…。もうこんなに草生えてるー…」
「春だからね!」
「それで~?これを抜けば良いの?」
「そうだよ!くれぐれも、間違って芽は摘まないようにね!芽を摘んじゃメッ!なんだからね」
「つまんない親父ギャグだなぁ…」
「親父ギャグじゃないもん!本気で言ったんだもん!」
おっ。
いかにも恋人らしい、糞つまんない会話が聞こえたぞ。
これはすぐりさんだな。
すぐりさんと、もう一人。
僕が床でペースト状になっているにも関わらず、ガン無視で「罰掃除行こっ」とか言ってた二年生の少女。
天然なのか、鋼のメンタルなのか、僕に興味がないのか。
いくら興味がない人でも、床でミンチになってたら普通気になるよなぁ?
とにかく。
「どうもお二人さん、こんにちは」
「あっ!ナジュ先生だ」
お邪魔させて頂きます。
多分今すぐりさんの心を覗いたら、「邪魔な奴が来た」とか思われてるんだろうな。
怖いから読まないけど。
「こんにちはナジュ先生!体調不良でお休みしてたんですよね?」
「えぇ、そうですね」
体調不良って言うか、あなた自分がその現場を見たのを覚えていらっしゃらない?
「もう元気になったんですか?」
「お陰様で」
「それは良かったです!」
「…」
すぐりさんの恋人という少女と、楽しくお喋りしていると。
すぐりさんの、この「邪魔な奴が来た…」という視線が痛い。
いやぁ、済みません邪魔で。
でも、僕だって。
用があるのはこの子じゃなくて、あなたなんですよね。
「園芸部されてるそうですね。今日は何をしてるんですか?」
「草取りと水やりです!」
地味だなぁ。
まぁ、園芸部の現実なんて、そんなもんなのかもしれない。
育てるまでは苦労するが、収穫するときなんて一瞬だからな。
人の命と一緒。
で。
「実は僕、すぐりさんに用があって来たんですが」
「俺に~?用って…何?何されんの~?」
「それは内緒」
こんなところで、恋人の前で、読心魔法云々の話をされたら困るだろう?
お互いにな。
「部活が終わったらで良いので、ちょっと職員室に来てくれませんかね」
「ふ~ん…?まぁ良いけど」
「じゃ、そういうことなんで。宜しくお願いします」
これで良い。
言うだけ言って、僕はその場を立ち去った。
「何かな何かな。すぐり君、怒られるの?補習授業しなさい!とか?」
「さぁ、何だろうね~。身に覚えがないなぁ」
身に覚えがない…ね。
本気で言ってるんだったら、それはそれでまた傷つくよ、僕。
園芸部って何だ、そんな部活あったか。
とにかく校舎周りの花壇辺りにいるのだろうと、手当たり次第探してみる。
すると。
「うわぁ…。もうこんなに草生えてるー…」
「春だからね!」
「それで~?これを抜けば良いの?」
「そうだよ!くれぐれも、間違って芽は摘まないようにね!芽を摘んじゃメッ!なんだからね」
「つまんない親父ギャグだなぁ…」
「親父ギャグじゃないもん!本気で言ったんだもん!」
おっ。
いかにも恋人らしい、糞つまんない会話が聞こえたぞ。
これはすぐりさんだな。
すぐりさんと、もう一人。
僕が床でペースト状になっているにも関わらず、ガン無視で「罰掃除行こっ」とか言ってた二年生の少女。
天然なのか、鋼のメンタルなのか、僕に興味がないのか。
いくら興味がない人でも、床でミンチになってたら普通気になるよなぁ?
とにかく。
「どうもお二人さん、こんにちは」
「あっ!ナジュ先生だ」
お邪魔させて頂きます。
多分今すぐりさんの心を覗いたら、「邪魔な奴が来た」とか思われてるんだろうな。
怖いから読まないけど。
「こんにちはナジュ先生!体調不良でお休みしてたんですよね?」
「えぇ、そうですね」
体調不良って言うか、あなた自分がその現場を見たのを覚えていらっしゃらない?
「もう元気になったんですか?」
「お陰様で」
「それは良かったです!」
「…」
すぐりさんの恋人という少女と、楽しくお喋りしていると。
すぐりさんの、この「邪魔な奴が来た…」という視線が痛い。
いやぁ、済みません邪魔で。
でも、僕だって。
用があるのはこの子じゃなくて、あなたなんですよね。
「園芸部されてるそうですね。今日は何をしてるんですか?」
「草取りと水やりです!」
地味だなぁ。
まぁ、園芸部の現実なんて、そんなもんなのかもしれない。
育てるまでは苦労するが、収穫するときなんて一瞬だからな。
人の命と一緒。
で。
「実は僕、すぐりさんに用があって来たんですが」
「俺に~?用って…何?何されんの~?」
「それは内緒」
こんなところで、恋人の前で、読心魔法云々の話をされたら困るだろう?
お互いにな。
「部活が終わったらで良いので、ちょっと職員室に来てくれませんかね」
「ふ~ん…?まぁ良いけど」
「じゃ、そういうことなんで。宜しくお願いします」
これで良い。
言うだけ言って、僕はその場を立ち去った。
「何かな何かな。すぐり君、怒られるの?補習授業しなさい!とか?」
「さぁ、何だろうね~。身に覚えがないなぁ」
身に覚えがない…ね。
本気で言ってるんだったら、それはそれでまた傷つくよ、僕。


