─────…ナジュが、冴えない顔して学院長室に入ってきたときから。
あぁ、やっぱり嫌な予感の方が的中したんだな、とは思ってたが。
案の定だったか。
「えぇ、案の定でしたよ」
心を読むな馬鹿野郎。
「天音さんが来たのは、自分のせいなんですって。いずれ来るであろう『アメノミコト』の刺客の報復の為に、天音さんを呼び寄せんだろうって。ずーっと考えてましたよ、授業中」
「…」
「全く、僕の大層立派な授業も聞かずに、延々余所事考えてるんですから。授業のし甲斐がないですよ」
…お前の大層な授業って、どんなだ?
それは良いとして。
「そっかぁ…。やっぱりバレてるかぁ…」
と、しょんぼりなシルナ。
そりゃバレるだろ。
令月だって馬鹿じゃない。むしろ、無駄に頭良くて困ってるくらいだ。
あいつがもっと、年相応に子供だったなら。
他の同級生と同じように、新しい教員の赴任に素直に喜んでいられる奴なら。
何の心配も要らなかったのにな。
でも、令月は敏いから、気づいてしまってる。
自分の為に、教師を増員したんだろう、と。
そして実際、それは当たりだ。
大正解だ。
あの「一連の事件」の後すぐに、シルナは天音を学院に呼び出して、ここで教師にならないかと打診したのだ。
あぁ、やっぱり嫌な予感の方が的中したんだな、とは思ってたが。
案の定だったか。
「えぇ、案の定でしたよ」
心を読むな馬鹿野郎。
「天音さんが来たのは、自分のせいなんですって。いずれ来るであろう『アメノミコト』の刺客の報復の為に、天音さんを呼び寄せんだろうって。ずーっと考えてましたよ、授業中」
「…」
「全く、僕の大層立派な授業も聞かずに、延々余所事考えてるんですから。授業のし甲斐がないですよ」
…お前の大層な授業って、どんなだ?
それは良いとして。
「そっかぁ…。やっぱりバレてるかぁ…」
と、しょんぼりなシルナ。
そりゃバレるだろ。
令月だって馬鹿じゃない。むしろ、無駄に頭良くて困ってるくらいだ。
あいつがもっと、年相応に子供だったなら。
他の同級生と同じように、新しい教員の赴任に素直に喜んでいられる奴なら。
何の心配も要らなかったのにな。
でも、令月は敏いから、気づいてしまってる。
自分の為に、教師を増員したんだろう、と。
そして実際、それは当たりだ。
大正解だ。
あの「一連の事件」の後すぐに、シルナは天音を学院に呼び出して、ここで教師にならないかと打診したのだ。


