神殺しのクロノスタシス3

「…さてと」

すぐりが、笑顔で両手を上げた。

「これで知ってることは全部話しました~!あとは何聞かれても分かんない!」

「…だろうな」

その『玉響』とやらが、今何処で何してるのかも分からないんだからな。

もしかしたら、イレースの言う通り。

自分の国に一時帰国して、頭領様とやらに報告し。

更に『終日組』のメンバーを増員して、令月とすぐり、二人の裏切り者を狩りに来る可能性もある。

だが、すぐりのことは保留にして、まずは令月暗殺の任務を優先するとしたら…。

「…対策は、急いだ方が良さそうだね」

と、シルナ。

「うん、俺もそう思うな。何か仕掛けてくるつもりなら、そろそろ頃合いでしょ」

すぐりも、そう思うか。

ならば、俺達がやるべきことは…。

「…シルナ」

「うん」

分かってると思うが。

俺達は、絶対に、一人だって。

生徒を傷つけさせはしない。