さようなら、そしてありがとう

6月19日

相馬「姫奈っ!姫奈っ!姫奈っ!」

光「相馬朝からうるさい」

夕陽「どうしたの?」

相馬「姫奈が居ないんだ!どこにも!」

朝陽「出掛けたんじゃないの?」

相馬「姫奈は何も言わずに出掛けない!」

夕陽「そうだよね」

湊「まさかっ!」

光「湊?」

湊「やっぱり、ほらっ、見て。」

相馬「なんでっ!」

姫奈の部屋のクローゼットの中が空だったた。

光「出てったってこと?」

朝陽「みたいだな」

相馬「なんで…っ!姫奈ぁ」

光「相馬これ…」

それは、姫奈からの手紙だった。

相馬「何?これ…」

光「姫奈から。机にあった。」

『今までありがとう』

相馬「姫奈ーーあぁ!」