さようなら、そしてありがとう

6月17日

〈桜雅〉

姫奈「ねぇ、本当に行くの?」

相馬「あぁ、行くよ。」

姫奈「怪我しないようにね」

相馬「分かってる。雫頼んだぞ。」

雫「分かってるって。光も気を付けて。」

光「あぁ」

雫「湊、ちょっといい?」

湊「うん、何?」

雫「姫奈の体調大丈夫なの?顔青白じゃ
ん。」

湊「いや、大丈夫じゃないだろう。多分だ
けど立ってるだけでもヤバい気がす
る。」

雫「そっか…姫奈のことは、任せて。」

湊「うん。頼むわ。」

相馬「行くぞ、湊!」

湊「おぉ!」