その日のお昼。 早速アンちゃんはリクトくんと食べるらしく、チャイムが鳴ると、そそくさと教室から出て行ってしまった。 私も教室に一人では居づらいので、教室を出た。 お弁当箱の入った袋を持ちながら校内の人影のあまりないところを選んでいると、中庭にちょうどよいところを見つけた。 陽当たりもいいし、ポカポカしてるし、ここにするか。 自分で作ったお弁当を広げて、静かに手を合わせる。 すると、背後が少し暗くなった。 後ろを向くと、どこかで見覚えのある人。