「いいな。行こ」


明日の予定も決まって、私たちは電車に乗った。


電車の中では、怜がよく話してくれて、酔うこともなかった。


「じゃ、風呂入ったら、家来いよ」


「はーい」


「あ、パジャマは、家来てから着ろよ」


「え、なんで?」


「なんでも」


教えてくれない怜を不思議に思いながら、家に戻る。


明日の服を準備して、お風呂に入る。


お風呂から上がると、あの下着をつける。


なんだか、恥ずかしい。


とりあえず今日着てきた服に着替える。


明日着る服と、パジャマを持って家を出た。


しっかり戸締りしたことを確認すると怜の家に入る。


「おじゃましまーす」


怜の家、久しぶりかも。


「お、来たな。俺、風呂入ってくるからリビングで待ってて」


「うん」