「日差しを浴びておはよう」

棚からぼた餅って言葉で片された
年末のくじ引きに君の顔が綻ぶ

まだまだ笑ってほしいから
こうやって馬鹿やって甘ったるい時間まで
親友とともにした

毎年の初詣の初日の出はビルに反射した
目をくらます乱反射

好きな人と居たかった年末は
僕だけの決意だけを透かしながら

理想通りの今日に感謝した

縁起が良いだとか今日だからとか
そういった毎年の風にも動じない

僕の好奇心はやがてこの場所を飛び出して
新たな風をこれから出逢う人々の
ほっぺたに規律を刻むことだろう