「蜜映」 耳元で名前を呼ぶと、腰が抜けたのかしゃがみ込む。 「腰、抜けました」 情けない声が聞こえる。 「はは、面白いなぁ」 蜜映の腕を引いた時 負の魔力を感じた。 こんな時に、もう少しで学校だっていうのに 「タイミングわりぃな」 蜜映を肩に乗せる。 立てないだろうし、視界から外れたら結界が壊されてすぐには対応できない。 抱えたまま戦うしかないな。 「へぇ、2体か」 人型が2体。 「えっ、いるの?」 見えてない蜜映は周りをキョロキョロする。 したところで見えないけど。