「ただ、魔力が少ないから今後魔力瓶とか、魔力の温存とかも覚えていかないとダメだな」
少し情報を足したけどやっぱり面白くなさそうな顔してる。
「蜜映?」
「和成も誉と一緒に戦えるんだね」
「そりゃ、あのギフトなら絶対に魔術師になるしかないからな」
今まで側仕えとして扱かれてたとはいえ、普通に大学に通って、きっと大学を卒業したら西園寺家をはなれて就職して
持たざる者たちと同じ、普通の生活が送れたんだろうな。
「魔力があるのが羨ましい」
蜜映も俺も、名家の人間、持たざる者たちの普通の生活なんか最初から頭にはない。
この世界で大切に扱われる条件は魔力量とその魔力を操れるギフト。
