一年生は全員で3人。 魔術のギフトのない私を除けば2人。 「どうせ私は事務なんです」 基本的な勉強の教科は一緒に受けれるが、対魔物の授業はまず魔力がないため魔物が見れないので受けても意味がないので、魔術師の仕事をサポートする事務のお手伝いに回される。 「まぁまぁ、仕方ないよね」 一年生の1人で同性の東條桃が私の頭を撫でる。 「お前のギフトなら普通の高校に進学してもよかったのに、あの人も独占欲強いなぁ」 南雲龍二が笑う。