次の日、西園寺家の当主が魔力を探る。 「本当に少量だぞ、蜜映みたいに他人の魔力が纏わりついたって言われたほうが納得する」 それもそうだ、俺が蜜映の周りの魔力を自分だけになるようにしていなかったら気づかなかった。 「しかし、こんな魔力じゃないのと同じだ」 この当主はまだ肝心なことに気づいていない。 苦虫を噛み潰したような表情になるのも分かって欲しい。 「ギフト鑑定をしましょう」 「こんな少量の魔力のためにか?」 「はい」 渋々といった態度で、ギフト鑑定士を呼び寄せるように指示を出す。