1週間の療養と言われているので授業はない。
首のあざだけなので、普通にしててもいいんじゃないかと思ったんだけど、あの人型の魔物の出現により、魔術師は対人型の魔物の構想を練るので忙しく元より授業どころではなくなった。
「誉、会議は?」
ベッドで隣でゴロゴロする誉に聞く。
「俺は大事なお姫様の護衛任務が最優先だから会議は出ないの」
「なにそれ」
「お前を失うわけにはいかないの。一瞬の隙もつかせないから」
護衛というのは本当みたいで、彼が一級相当の中でも上級と戦う時に使う刀がベッドサイドに置かれている。
