「なんであの時電話もしてないのに、いたの?」 そう、あの時誉は出張帰りくらいの時間帯だった。 「早めに帰ったら事務室にいると思って顔出したら任務について行ったって言うから任務デビュー見てみよって思って行ったらああなってた」 なんてタイミング。 そして、なんて当たり前みたいに風呂上がりの格好でベッドに潜り込むんだ。 「いくらこの高校が結界で守られてるからって、あの人型の魔物は強すぎる。今狙われてるってわかってる蜜映を1人にできるわけないでしょ」 最もらしい意見だ。