最強の男からの溺愛

「だから、ここで死ね」

あ、だめだ。意識がもたない。

「光の魔法、電光石火」

バチンと言う音で私の首を締め付けていた腕が千切れた。

「アンタの相手はアタシ達でしょ」

「水の魔法、覆水」

魔物の真上から魔力を有した水が滝のように落ちる。

「2級程度の魔術師が、俺に勝てるとでも」

不意をついた東條の攻撃は効いたが、南雲の攻撃は効いてないようだった。

「俺の目的はこの女を殺すこと、邪魔をするならお前らも殺す」

負の魔力の放出量が増える。