「倒れた人間に攻撃する人もいないでしょうし、ほかっときます?」
誉が画面を見ながら言う。
いや、可哀想だから回収してきてあげて欲しい。
「あなたが氷漬けにする時に一緒に凍っちゃうんだから、連れてきなさい」
そう言われると仕方なさそうに誉は瞬間移動で東條の所まで行き連れて戻る。
「人に当てるつもりだったからそんなに電力もなかったみたいね。そのまま寝かせておきなさい」
最初に撃たれた左腕だけを治して、ベッドに寝かせる。
モニターの向こうでは、互いの気配、というよりは自分よりも魔力量の少ないものを探り合うような状態になっているようだ。
