「理上先生魔力少ないしね。今日は魔力瓶飲まないと無理そうですよ」
誉がモニターを指す。
3年の魔具使い安城理緒が、3年の火のギフト持ちの浅田幸太郎の足を斬る。
「はーい、浅田先輩は棄権」
「うわぁ、スパッと離れてないけどギリギリじゃない…」
三輪先輩がドン引きしたような声を出す。
「あれ出血多量で死なないんですか」
疑問に思い聞くと
「血、出てないでしょ。全員止血用のお守り持たせてるから」
止血用のお守りって、魔力が込められたもののことだろう。
「まぁ、痛み止めとかの効果はないから、激痛だろうな」
誉が嫌そうな顔をする。
