【笹川将也side】
デスマーチも面倒事も終わり、ようやく平穏が訪れた俺。
「ん〜…終わったあ…」
「お疲れ様です笹川さん」
今日も平和に宮川さんと仕事をしていた俺。
今日こそ誘うんだ。
もう一度…デートして欲しいって…
「宮川さん!」
突如大きな声を出した俺に驚いたのか、彼女の綺麗な目が大きく開かれた。
「…はい?」
帰りの身支度をしながら視線を俺にむけてくれる。
殆どの身支度が終わってるからか、もう一度着席して俺に向き合ってくれた。
「今度、予定が合う時に一緒に出かけない?」
いつも女の子から誘いを受けていた俺。
こんなに自分から誘うのに心臓がうるさくなるとは思わなかった。
「…はい、前回お会いしてから大分期間が開きましたものね。」
彼女は卓上のカレンダーをぱらっと捲ってこくりを頷く。
「私は基本空いているのでいつでも問題ないですよ。
いつでも連絡ください。」
電話番号を記したメモを俺に手渡してくれた宮川さん。
篠原さんに消さされて以降、デスマーチも被って聞けず仕舞いだったからありがたい…
「LINEでもなんでもお待ちしてます。
あ、でも1日前までにお願いしますね。」
ニコッと悪戯っ子のように微笑む宮川さん。
もうダメだ、俺この子のこと好きだ。
なんでこんな気になって目で追って仕舞うのかずっと解決できなかった。
綺麗な子だし、目で追うのは当然かもしれないけど…
一緒に仕事をしていく中で目で追うことが多くなって…
これは、多分だけど俺、一目惚れってやつかもしれない。
けど今の笑顔で確信が持てた。
今まで女の子には困ってなかったしこれからだって困らないと思ってた。
ルックスだけ見て告白してきてくれたり一緒にいて自慢できると言う理由で告白してきてくれたけど…
そして俺もこの子のことを初めて見た時に付き合えたら自慢になりそうだから落としてみたいとか思ってた。
落とす前に、俺が落ちてしまった。
「じゃあ来週末とか空いてるの?」
カレンダーを見てから自分のスマホのカレンダーを見て予定確認。
「そうですね、空いてますよ。
笹川さんとお出かけするの楽しみにしておきます。」
「前みたいに迎えに行くよ」
「ありがとうございます。」
ニコッと笑うと彼女は一礼して帰って行った。
基本お団子でゆるっと纏めているけど仕事終わりはお団子外して帰るんだよな…
前までは恐らく車に戻ってから外してたんだろうけど、最近はオフィスに俺しか残ってないからか、徐々に素を見せてくれている気がする。
ー…そしてデート当日。
「お待たせしました。」
前回デートした時とは違う感じの服装。
スキニーパンツにシンプルなノースリーブのタンクトップ。
そしてシアーシャツを羽織ったおしゃれなスタイル。
前のゆるふわ系も似合ってたけどこんな感じの綺麗めカジュアルなのも似合うんだ…
髪は前と同じようにゆるっと巻いてあってハーフアップにしてる。
「髪、前回も思ったけど綺麗に巻くんだね」
宮川さんは自分の髪をつまんで不思議そうな顔をする。
デスマーチも面倒事も終わり、ようやく平穏が訪れた俺。
「ん〜…終わったあ…」
「お疲れ様です笹川さん」
今日も平和に宮川さんと仕事をしていた俺。
今日こそ誘うんだ。
もう一度…デートして欲しいって…
「宮川さん!」
突如大きな声を出した俺に驚いたのか、彼女の綺麗な目が大きく開かれた。
「…はい?」
帰りの身支度をしながら視線を俺にむけてくれる。
殆どの身支度が終わってるからか、もう一度着席して俺に向き合ってくれた。
「今度、予定が合う時に一緒に出かけない?」
いつも女の子から誘いを受けていた俺。
こんなに自分から誘うのに心臓がうるさくなるとは思わなかった。
「…はい、前回お会いしてから大分期間が開きましたものね。」
彼女は卓上のカレンダーをぱらっと捲ってこくりを頷く。
「私は基本空いているのでいつでも問題ないですよ。
いつでも連絡ください。」
電話番号を記したメモを俺に手渡してくれた宮川さん。
篠原さんに消さされて以降、デスマーチも被って聞けず仕舞いだったからありがたい…
「LINEでもなんでもお待ちしてます。
あ、でも1日前までにお願いしますね。」
ニコッと悪戯っ子のように微笑む宮川さん。
もうダメだ、俺この子のこと好きだ。
なんでこんな気になって目で追って仕舞うのかずっと解決できなかった。
綺麗な子だし、目で追うのは当然かもしれないけど…
一緒に仕事をしていく中で目で追うことが多くなって…
これは、多分だけど俺、一目惚れってやつかもしれない。
けど今の笑顔で確信が持てた。
今まで女の子には困ってなかったしこれからだって困らないと思ってた。
ルックスだけ見て告白してきてくれたり一緒にいて自慢できると言う理由で告白してきてくれたけど…
そして俺もこの子のことを初めて見た時に付き合えたら自慢になりそうだから落としてみたいとか思ってた。
落とす前に、俺が落ちてしまった。
「じゃあ来週末とか空いてるの?」
カレンダーを見てから自分のスマホのカレンダーを見て予定確認。
「そうですね、空いてますよ。
笹川さんとお出かけするの楽しみにしておきます。」
「前みたいに迎えに行くよ」
「ありがとうございます。」
ニコッと笑うと彼女は一礼して帰って行った。
基本お団子でゆるっと纏めているけど仕事終わりはお団子外して帰るんだよな…
前までは恐らく車に戻ってから外してたんだろうけど、最近はオフィスに俺しか残ってないからか、徐々に素を見せてくれている気がする。
ー…そしてデート当日。
「お待たせしました。」
前回デートした時とは違う感じの服装。
スキニーパンツにシンプルなノースリーブのタンクトップ。
そしてシアーシャツを羽織ったおしゃれなスタイル。
前のゆるふわ系も似合ってたけどこんな感じの綺麗めカジュアルなのも似合うんだ…
髪は前と同じようにゆるっと巻いてあってハーフアップにしてる。
「髪、前回も思ったけど綺麗に巻くんだね」
宮川さんは自分の髪をつまんで不思議そうな顔をする。
