「優星君、星奈をよろしく頼みます」
「はい、必ず幸せにします」
ふたりの交わした言葉を聞いただけで、もう泣いてしまいそうだ。
「ママ、すっごくきれー」
「パパもかっこいい」
それぞれドレスとタキシードを着た双子は、お義父さんとお義母さんと一緒におとなしくしているようだ。
神様の前で誓いの言葉を交わし、そしていよいよ誓いのキス。
彼にベールを捲ってもらうと、鮮明に見えたのは大好きな人の笑顔だった。
「何度も誓うよ、星奈を幸せにする」
「うん、私も優星君を幸せにするからね」
偶然出会った私たちは、長い時間をかけて気持ちを通わせ、そして離れた。再会した時には親という立場で、今まで色々なことがあったよね。
それでも今日という日を迎えられたのは、私と優星君は運命の赤い糸で結ばれていたからだと信じたい。
彼と繋がった赤い糸は永遠に切れない、強くて太いものだと……。
END
「はい、必ず幸せにします」
ふたりの交わした言葉を聞いただけで、もう泣いてしまいそうだ。
「ママ、すっごくきれー」
「パパもかっこいい」
それぞれドレスとタキシードを着た双子は、お義父さんとお義母さんと一緒におとなしくしているようだ。
神様の前で誓いの言葉を交わし、そしていよいよ誓いのキス。
彼にベールを捲ってもらうと、鮮明に見えたのは大好きな人の笑顔だった。
「何度も誓うよ、星奈を幸せにする」
「うん、私も優星君を幸せにするからね」
偶然出会った私たちは、長い時間をかけて気持ちを通わせ、そして離れた。再会した時には親という立場で、今まで色々なことがあったよね。
それでも今日という日を迎えられたのは、私と優星君は運命の赤い糸で結ばれていたからだと信じたい。
彼と繋がった赤い糸は永遠に切れない、強くて太いものだと……。
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