「そうだ、パパにもいるんだ。……ママのパパとママのように会った時、じいじとばあばって呼んでくれる?」
優星君に聞かれ、双子はお互い顔を見合わせるとすぐに笑顔で頷いた。
「うん」
「あしたたのしみだねー。じいじとばあばがふたりいるなんて、せな、びっくりだよ」
「せいともだよ。もうひとりのじいじとばあばは、おかしいっぱいくれるかなー」
「ちょ、ちょっとふたりとも?」
明日、お義父さんとお義母さんを前に失礼ないことを言わないかと一気に不安になってしまった。
どうやらうちの両親は相当双子を甘やかしているようだ。預けている身で強く言えないけれど、でも双子のためにもよくはない。今度会った時に、あまり甘やかしすぎないように言わないと。
「それじゃふたりとも、今日は早く寝ような」
「そだねー」
「じいじとばあばにあいにいくもんね」
双子は優星君の手を握り、仲良くリビングへと向かう。そんな三人の背中を微笑ましく眺めながら私も後を追った。
優星君に聞かれ、双子はお互い顔を見合わせるとすぐに笑顔で頷いた。
「うん」
「あしたたのしみだねー。じいじとばあばがふたりいるなんて、せな、びっくりだよ」
「せいともだよ。もうひとりのじいじとばあばは、おかしいっぱいくれるかなー」
「ちょ、ちょっとふたりとも?」
明日、お義父さんとお義母さんを前に失礼ないことを言わないかと一気に不安になってしまった。
どうやらうちの両親は相当双子を甘やかしているようだ。預けている身で強く言えないけれど、でも双子のためにもよくはない。今度会った時に、あまり甘やかしすぎないように言わないと。
「それじゃふたりとも、今日は早く寝ような」
「そだねー」
「じいじとばあばにあいにいくもんね」
双子は優星君の手を握り、仲良くリビングへと向かう。そんな三人の背中を微笑ましく眺めながら私も後を追った。



