「せいとのに、あまいのいっぱいつけてね」
生クリームのことだね。星斗は甘い物が大好きなようだ。
「わかったよ。じゃあふたりとも、ゆっくり階段を下りて」
「はーい!」
「はーい!」
元気よく返事をした双子とともに階段を下りて、キッチンへと向かった。
おやつを美味しそうに食べて、パパの帰りを心待ちにしていた星斗と星七だけれど、優星君から連絡が入った。
どうやら急ぎの仕事が入ったようで、今日は遅くなるとのこと。一緒に暮らしてから彼が遅くなるのはこれが初めて。
双子は落ち込み、なかなか寝てくれなかった。いつも二十時には寝てしまうのに、本を読んであげても、歌を歌っても眠らずパパを恋しがり……。やっと眠りに就いたのは二十二時前だった。
起こさないように寝室を出て、途中になっていた家事にとりかかる。
乾いた洗濯物を畳みながら時計を見れば、二十三時になろうとしていた。
こんなに遅くまで仕事だなんて、いったいなにがあったんだろう。
優星君の仕事に関して私は無知だ。どんな仕事をしているのかも、どんな環境で仕事をしているのかもわからない。
そういえば付き合っていた頃から、優星君は自分の仕事の話はあまりしなかったよね。私ばっかり話していた。
生クリームのことだね。星斗は甘い物が大好きなようだ。
「わかったよ。じゃあふたりとも、ゆっくり階段を下りて」
「はーい!」
「はーい!」
元気よく返事をした双子とともに階段を下りて、キッチンへと向かった。
おやつを美味しそうに食べて、パパの帰りを心待ちにしていた星斗と星七だけれど、優星君から連絡が入った。
どうやら急ぎの仕事が入ったようで、今日は遅くなるとのこと。一緒に暮らしてから彼が遅くなるのはこれが初めて。
双子は落ち込み、なかなか寝てくれなかった。いつも二十時には寝てしまうのに、本を読んであげても、歌を歌っても眠らずパパを恋しがり……。やっと眠りに就いたのは二十二時前だった。
起こさないように寝室を出て、途中になっていた家事にとりかかる。
乾いた洗濯物を畳みながら時計を見れば、二十三時になろうとしていた。
こんなに遅くまで仕事だなんて、いったいなにがあったんだろう。
優星君の仕事に関して私は無知だ。どんな仕事をしているのかも、どんな環境で仕事をしているのかもわからない。
そういえば付き合っていた頃から、優星君は自分の仕事の話はあまりしなかったよね。私ばっかり話していた。



