双子を身ごもったら、御曹司の独占溺愛が始まりました

 そんなことを考えてくれていたの?
 感動して胸がいっぱいになり、涙が零れ落ちた。

「なんで泣くんだよ」

 なんて言いながら彼は優しく私の涙を拭う。

「俺は星奈と支え合い、生涯幸せに暮らしたい。それが家族だと思う。……そのためにも、星奈には夢を諦めてほしくない。俺たちの穏やかな老後のためにもな」

 優星君はどれだけ私を好きにさせれば気が済むのだろうか。
 昔以上に愛してくれる彼に、好きって気持ちが大きく膨らむ一方だよ。

「ありがとう、優星君」

 嬉しすぎて声が震えてしまうと、彼はふわりと笑う。

「どうしたしまして。その代わり毎日星奈が珈琲を飲ませて。……死ぬまでずっと」

「うん」

 すぐさま返事をすると優星君は目を見開いた。

「それって、ちゃんと意味をわかってるのか?」

 死ぬまでずっと一緒にいるってことでしょ?

「……うん」

 すべての問題が解決したら気持ちを伝えようと思っていたけれど、もう無理だよ。好きって気持ちが止まらない。