それからましろんはしばらく考えて

「・・・じゃあ、迷惑じゃないなら」

と少し目を逸らしながら言った。

俺はつい嬉しくなり、

「やったー!!

じゃあ予定も決めよう!」

そう言って話を

進めようとすると翔が

「まとめて決めるのは疲れるだろ。

LINE交換してて夜、

話すことも出来るんだから

暗くならないうちに家に帰さないと。」

・・・確かに。

女の子が夜道を歩くなんて危ない。

しかもましろんは電車で

帰らなきゃ行けないのだ。

俺達は解散することにした。

今は18時でまだ少し明るかった。

俺は玄関で

「じゃあね」

そう言うとましろんが

「お大事に。」

そう言ってくれて翔は

「じゃあ俺は陽葵を

駅まで送ってくるから」

そう言った。

俺は

「気をつけてねー」

そう言って部屋に戻った。



ん?・・・あいつなんて言った?

30分後、翔が家に入ってきた。

「真城送ってきたぞ。」

そう言ってきた。

なので

「ほー。真城?

陽葵の間違いじゃなくて?」

そう言うと

「気づいてたのかよ」

そう開き直ったので

「言い訳を聞こうか?」

そう笑顔で言うと

「言い訳なんてしない」

正直に話すよそう言って俺の前に座った。