星のような君の隣にいたい。

「由香さんなんて?」

LINEを送ると

すぐに返事が来たらしく、

僕は聞いた。

「映画を見に行きたいらしい」

どんな内容の映画なのか聞くと

ホラー映画のようだ。

「なんて返したの?」

僕は笑いを堪えながらそう聞いた。

「何も返してないけど

どんどん日程と時間が

決まっていってる」

いつになく翔が慌てていて

その光景が面白かった。