星のような君の隣にいたい。

「優希さん!」

陽葵は土曜日にまたやって来た。

「おはよう」

僕が笑って挨拶すると

とても嬉しそうに笑ってくれた。

「あれ?こんなに寒いのに

窓開けてるの?」

「外の空気は気持ちいから」

僕が開けている理由を教えると

「風邪ひいたら大変なんだから」

そう言って閉めてしまった。

「気持ちいいのになぁ」

僕がつぶやくと怒りたくないのか

不満そうな顔をしていた。