星のような君の隣にいたい。

「そうなんですね」

僕がそう言うと

「そのクッション

いつも使ってるわよね」

僕が膝の上に置いているものを

見てそう言った。

「これ、すごい便利なんですよ」

僕がそう言うと

「それだけじゃないでしょ」

ニヤッとしてそう言った。

「彼女とお揃いなんです」

僕と少し雑談をしてから

「じゃあまた来るわね」

そう言って出ていった。

陽葵に書くことはまだ溢れていて

まとまっていないけど、

力のない手で僕はペンを握った。

たくさんの感謝を

君に伝えたいんだ。