優希目線

プラネタリウムを出た後から

恥ずかしくて陽葵と話せていない。

陽葵は一歩後ろを歩いていて

顔を見るのも恥ずかしい。

でも、プレゼントを

喜んでくれたのは嬉しかった。

僕のしたことで大切な人が

笑顔になる。

それはこんなにも

心が暖かくなるんだね。

僕が後ろを振り返ると

そこには蓮がいた。