星のような君の隣にいたい。

「お前せっかく名前を教えてもらったのに呼ばないのか?」

「んー?でも俺、ましろんってあだ名、気に入ってるんだよねー」


笑って俺がそう答えると翔は「嘘つき」と言って黙った。


俺が名前を呼ばない理由か・・・。

きっと俺は名前で呼んでしまったら、彼女に寄せているこの気持ちまで言ってしまいそうでそれは絶対に駄目だと思った。


だから俺は夏休みまで後4日間、全力で彼女の友達として過ごそうと思っている。



「そろそろ帰るか」


そう言うと翔も「そうだな」と言って3人で駅に向かった。

俺達が降りる駅に着く前、ましろんは「今日はありがとう。すごく楽しかった」と言って笑ってくれた。

俺は初めて見るましろんの笑顔にきっと顔をまっ赤にしていた。


「不意打ちはずるい・・・」


そう俺が呟くがましろんには聞こえてなかったようで翔にもお礼を言っていた。

ましろんは翔にいつもなんというか、安心したような顔を見せていた。
それに俺は何となく、モヤモヤした感情を抱いていた。

俺達はましろんに「また月曜日ね」そう言って電車を降りた。