もう行かなくてもいいかなって

思ってたらさ、翔が言ったんだ。

『お前、死ぬ時後悔しないの?』

それ言われた時、

後悔なんて絶対したくないって

思ってすぐに答えた。

「後悔なんてしたくない」

真っ直ぐ見つめて言ったら

あいつ笑ってさ、

『なら、高校に行くぞ』

僕に拒否権なんてなくて

翔と同じ高校に行くことになったんだ。

すごく感謝してる。