星のような君の隣にいたい。

そして一人称が“僕”になっている。

これは、昔の優希の特徴。

元々優しすぎるくらい

温厚な奴だった。

誰とでも仲良くして

何を言われても笑っているほど。

小学校高学年になってから

一人称を“俺”にした。

理由は知ってる。

だから陽葵に

“僕”と言って話してるのが

俺は嬉しかった。

昔のように話して、

笑っている優希が。