翔がパンを食べようと袋を開けると同時に屋上の扉が開いた。 俺達は条件反射で扉の方向を見るとそこに居たのはなんとましろんだった。 俺は嬉しくなって話しかける。 「ましろん!屋上でご飯食べるの?」 そう聞くと素っ気なく「そうだとしたら悪いですか?」なんて言われた。 俺はこの子と仲良くなれるのだろうか。 いや絶対になってみせる。 こんなに人と関わりたいと思ったのはいつぶりだろう。 もう君以上に仲良くなりたいと思う人はいないだろう。