星のような君の隣にいたい。

「いや、大丈夫だよ」

そう伝えると

「そう?何か必要なものがあったら

連絡してね」

そう言って母さんは帰って行った。

そして僕はベッドに入って

家から持ってきた本を読む。

新しい本を買わないのは

先が気になってしまうから

全部読み終わる前に死んじゃったら

嫌だから。

でも家にある本は結末を知ってるから

読んでもいいかな

なんて思っていて

それでも本を読むのは久々だ。