十分ほど経った。 松尾の言った通り。 雨は止んだ。 じゃあ、今度こそ。 「そろそろ帰らなくちゃ。 雨も止んだし。 紅茶とお菓子、本当に美味しかった、ありがとう。 渡してくれるものは、また別の機会に」 そう言ってソファーから立ち上がろうと……。 えっ⁉ 松尾っ⁉