店を出て。 松尾に手を引かれながら歩いている。 どうしよう。 松尾の手の温もりにドキドキが止まらない。 そうなりながらも。 チラッと見る、松尾のことを。 変わっていない、ほとんど。 十五年経った今でも。 大人っぽくはなったけれど。