「……遥稀。 ……今から……抜け出さない?」 驚いた、松尾の言葉。 「倫也にはメッセージ送っておくから」 声が出ない、驚きと動揺で。 心の中が忙しい、ものすごく。 そんな中。 松尾の大きな手が私の手を握る。 さらに驚きと動揺が駆け回る。