「ん、ぅ……」
御影さんのことも小町さんのことも、なにも考えなくて済むように、キスに意識を集中する。
銀くんが誘う生温かさに答えるように、口の中で何度も何度も絡ませて……
「うっ、……ん、、」
「可愛い、みのりちゃん」
「、…」
「キスだけじゃなくて、早く、もっとしたいな」
「んぅ、…」
呼吸のタイミングでそんなことを言われたら、体が熱を持つのは当たり前。
角度を変えて繰り返すキスに、体の内側も徐々に火照ってくる。
その間も、私を囲う銀くんの手は撫でるように髪に触れ続けていて……
手もキスも、触れ方がすごく優しい。
……なのに。


