『いつの間に…でも、真由、良かったね。2人はすごくお似合いだよ』


赤田さん、感動してちょっと泣きそう。


『全ての真相がわかって、佐々木先生が…真由にキスしようとしたって聞いた時、すごくショックだった。最初に真由が脅迫状のこと話した時は、やっぱりそのことは言えなかったんだなって。そう思ったらなんか、これからは絶対僕が真由のことを守りたいって思って…勇気出して告白しました。フラレるの覚悟で…』


『そんな、小川君をフルなんて…私、嬉しかったから…小川君のこと…私も好きだったし』


『何だか照れるね。ラブラブで』


柊音君が、ニコニコしながら口を挟んだ。


『柊音はまだ中3なんだから、見ちゃダメだ』


湊音さんが、笑いながら柊音君の目を隠す真似をした。


みんなの笑いがおきる。


『うらやましいですわ。本当に好きな人と結ばれて…私も早く凛音様と…』


『あー!』