円城寺家のイケメン探偵 ~脅迫状に込められた思い~

赤田さん達、みんな美味しそうに食べてる。


食事をしながら、しばらく私達は楽しいお喋りに花を咲かせた。


『そういえば、優愛高校に「大学生探偵の凛音様のファンクラブ」が出来たんです。みんな、凛音様が来てくれるのを待ってます。何か事件が起こらないかって期待してるんですよ。もちろん…私も…そのファンクラブの会員ですけど』


赤田さんが、恥ずかしそうに言った。


『まあ、不謹慎ですわね。事件を待ってるなんて。それに、凛音様は私の「婚約者」なんですからね』


『何度も言うけど、僕は君の婚約者になった覚えはないけどね』


凛音が苦笑いした。


私は…その言葉がちょっと嬉しい。


『いつも凛音様はそうやって照れてしまうんですから』


いやいや、ポジティブ過ぎるでしょって…本当に毎回ツッコミたくなる。


『とにかく、女性はたくましいな。全く、頼もしい』


湊音さんが笑った。