使う必要がなくなったドレスのお披露目会とは、民の気持ちを考えるレオンらしい発想だ。
さすがはエイルティーク王国自慢の王太子!とキャロルがほれぼれしていると、ひょいっと横抱きにされた。
「??? レオン様、わたくし一人で歩けますわ」
「無理しなくていいよ、お姫様。まだお腹がいっぱいで大変だろう?」
「お腹というよりは、胸がいっぱいですわ。コルセットを締め上げられて、内臓が上に寄っている気がいたします。気を抜くと口から飛び出してしまいそうですわ」
「それは大変だ。お披露目会場まで俺が運ぶから、気分が悪くならないように目を閉じておいで」
「はい」
さすがはエイルティーク王国自慢の王太子!とキャロルがほれぼれしていると、ひょいっと横抱きにされた。
「??? レオン様、わたくし一人で歩けますわ」
「無理しなくていいよ、お姫様。まだお腹がいっぱいで大変だろう?」
「お腹というよりは、胸がいっぱいですわ。コルセットを締め上げられて、内臓が上に寄っている気がいたします。気を抜くと口から飛び出してしまいそうですわ」
「それは大変だ。お披露目会場まで俺が運ぶから、気分が悪くならないように目を閉じておいで」
「はい」



