本の話なんかじゃない!!

ほうほうと魁人くんはうなづく

顔がすこし近づいていてきれいな顔が間近にあった

ドキッとしてしまう

恥ずかしくなって1っ歩ぐらい離れる

「一応これはもらっておく」

「おけ、じゃあ」

魁人くんは友達の輪の中に入っていった

手元にある封筒に目を落とす

ロッカーの中にしまっておくか

顔を上げる

この時初めて私が視線を集めていることに気づいた

まあ、あまり目立たない私と人気者の魁人くんが話してるんだもんね

「ねぇ桃華、いつ桐生と仲良くなったわけ?」

夕希が楽しそうに聞いてくる

「んー仲良くはなってないよ、クラスメイトだから話すのはおかしくないでしょー」

夕希はあからさまにつまらなそうな顔をする

ごめん、いつか絶対にいうから