「ん~昌行の好きにしたらー。」


佑介はパソコンで作業しながら
俺にそう言ってきた。


ボコボコにしたいのは本当。
でも麗がそれを望まないのも事実。


『卒業するまで教室じゃなくて
生徒指導室に通え。

次の生徒会長は淳宏だから
なんの問題ない。』


「ちょっと!ちょっと!
俺に全部押し付けないで下さいよ!」


淳宏は面倒だと
言わんばかりの顔をしていた。