『もおーーーーーー!リア充め!
話し聞かせてよ!!』


私が問い詰めないと
自分の事全く話さないんだから。


「分かったよ。
その代わり…郁美の話も聞かせてね。」


そう言って麗は
先輩と付き合うまでの経緯を
話してくれた。


話を聞くうちに
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。


私は…
麗が辛い時に
注目されてる麗を残して
逃げ出してしまった。


麗が辛い時に
自分を優先にしてしまった。