それは突然の放送だった。


「チッ!生徒会かよ」


「いっつも良いところで
邪魔しやがって。

行かなくてもばれやしねえか。」


「それもそうだな。」


昭平と聖はこの場に
残ることを選択した。


「俺は行くぞ。
生徒会の罰則まじで勘弁だし。」


伊藤はそう言って焦って
屋上を後にした。


麗は聖に腕を捕まれているため
どうすることも出来なかった。