「あっ!俺です!お疲れ様です。
俺部活行くんで後お願いします。
失礼します。」


一方的に話して直ぐに電話が終わった。


『ん?』


「俺部活行くから
何かあったら絶対に電話して。
俺でもいいし
助けてくれる奴でいいから。」


『うん。分かった。
部活頑張ってね。』


淳宏を見送って学校を後にした。
久しぶりのひとりの帰り道。


変わらぬ風景を見ながら
駅にたどり着いた。