「おいてめえ!!
俺の麗を泣かすな!!」


「はあ!いつからお前の麗に
なったんだよ!!」


「麗は男子生徒の高嶺の花なんだぞ!
女どもは常に一緒にいれるから
羨ましいぞちくしょー!!」


『プッ!……アハハハハ!
みんなありがとう。』


コントのようなやり取りが
あまりにも面白くて
思わず吹き出してしまった。


「な。お前はひとりじゃない。」


淳宏が麗の頭に手を乗せて
優しく微笑んだ。


「ヤバい!淳宏イケメンすぎる!」


「淳宏の彼女が麗なら
誰も文句言わないんだけどなー。」