え?聞き違えたんやないやろ・・な
俺んコト、好きって・・言うたか?今、
柚ちゃんに許しを請うごとく、その場に泣き崩れてしまう瑞。雪に埋まってしまうんやないかと思うくらい、その体は小さくて。
み・・ず
「ちゃうで」 謝るんは俺ん方や。
俺は、蹲っとる瑞の側へしゃがむと、柚ちゃんの墓を見上げた。
「・・柚ちゃん、かんにん。
俺ん方が先に、瑞に惚れてもうたんや、」そう告げた。
「?!」
「やから、瑞んこと責めんといてえな。
・・俺、笑えるくらい、マジで瑞に惚れとるさかい。俺らんコト、柚ちゃんに認めてほしんや。こんとおり」
俺が、俺が瑞んコト、好きになったりしんかったら、もっと・・
瑞の描いていた通りに出来てたかもしれんのに。
柚ちゃんの想いだけを俺に伝える事だけ出来たやろに。
全部、俺んせいや。
かんにん。



