俺と七海は、学校でも公認の健全なカップルだった。 だから、俺は七海を家族もしくはそれ以上の存在だと思って接していたし、今もこれからも、ずっと一緒にいれると信じていた。 「七海…俺ら、これからもずっと一緒だよな?」 常にこんなことを問いかけていた俺に七海はいつも明るく笑顔でこう答えてくれた。 「当たり前じゃん♪真也は誰にも渡さないからっ」