今日は水曜日、2人とも部活が休みである。
と言っても私は火曜日と金曜日しか部活がないので普段は、先に帰るか、彼の部活終わりまで待つことが多い。

春樹:「せんぱーい、帰りましょー」

柚葉:「今行く〜」

友達との会話を終わらせて彼のところへ向かう。水曜日は毎回私の教室まで迎えに来てくれる。
いい彼氏だ。

春樹:「何話してたんですか?」

柚葉:「球技大会何出ようかなーって」

春樹:「何出るんすか?」

柚葉:「バレーかな〜」
「はるは何出るの?」

春樹:「俺はバスケです」

柚葉:「え、卓球だと思ってた」

春樹:「部活で充分ですよ笑」

そんな会話をしながら帰る。

卓球は地味なスポーツだと思う人が多いが、レベルが高い人の試合を見ると圧倒される。

そして彼の学年の卓球部は顔面が強すぎる。

ほとんどがイケメンと言って遜色ないだろう。

そのせいで隣で練習しているバド部の女子たちは部活に集中出来ていない笑

そして、そんなイケメンと付き合っている私はと言うと、

「普通」である。

自分でも釣り合っていないのがわかる。

でも、そんな私でも好きだと言ってくれるが、ほんとに嬉しい。